床矯正の記事をかいて
奈良県橿原市の岡下矯正歯科の院長の岡下です。先日、床矯正について所見を述べたところ色々ご意見をいただきました。以前の記事はこのページ下
私の意見は至極もっともであると肯定的な先生や同調いただけた先生も少なからずいらっしゃいました。
一方、
『内容はさておきネット上といういわば公共の場での同業者の批判的意見は差し控えるべきである』
といった大人な自重論派のご意見。私もそこは分かっているつもりです。
『そもそも他人のやってることに口出しするような情報提供の仕方はやめたほうが良い、自分の良いことだけを明るいイメージで発信してくべき』
という意見、いずれの意見も一理あります。傾聴に値するご意見ありがとうございました。
しかし、セカンドオピニオンで同じ内容で悩んでいる複数の患者さんのお話をなんども聞くにつれて、その場で患者さんに真実を言えないからこそ、『患者さんの負担を少なく』という謳い文句で患者さんの利益(健康)を著しくそこなう危険性があるような講習会が野放しにしている実情は知っていただく必要があるのではと思ったわけです。
ちなみに床矯正研究会サイドからのご意見や反論は一切ありませんでした。
一方、患者さんサイドからのご意見・ご感想としては以下のとおり、
『歯科のHPを見ていると、何が本当に正しいのか分からないです。42歳主婦』
『どうして間違った意見なのにネット上に出ているのでしょうか?28歳会社員』
といった困惑気味のご意見のほかに
『どうしても低価格とか非抜歯という言葉につられてしまいます。35歳主婦』
『床矯正は新しいテクニックだと勘違いしてました。40歳主婦』
といったちょっと面白いご意見もありました。
そういえば床矯正にまつわる、お話をひとつ。
先日フェイスブックで見たA先生の記事。
A先生の医院に非抜歯希望で来院した患者さん。いろんな医院をまわられた末に非抜歯矯正の第一人者のA先生のところにたどりついたわけですが。A先生が患者さんといろいろ話していく中で、床矯正研究会派の某先生の医院でカウンセリング受けたときの話がでてきて、
患者さん:先生どうしても歯を抜かずに治療して欲しいんです。
某先生:う~ん出来ないことはないんだけどね。ただし・・・ちょっと迫力がでますよ。
といったやり取りがあったとのこと。
患者さんが、おいくつの方で、男性か女性かもわかりませんが、たいがいの方(特別なお仕事以外)なら、こう言われれば治療しないですよね。床矯正研究会の何某先生、ご自身の手に負えない症例は『迫力でちゃうよ~』という何ともユーモラスな返しでやんわりとお断りしているようなのです。
ここで私なら、『あなたの骨の広さと歯の大きさが~』とか、『歯の凸凹の量が何ミリなんで歯を抜かないと口元が何ミリ出てしまう』とかマジメに答えてしまうところですが、
『迫力でる』って決して悪いだけの意味の言葉ではないのに、患者さん自身が頭の中でイメージすると『絶対イヤ~、治療やめとく』、ついでに、なんとなく某先生の技術・知識不足のことなんて頭から消えてしまいますよね。
言葉は魔法です。某先生のユーモアセンスには脱帽です。
次回は当院で実施している床矯正装置を中心に治療した子供の予防矯正の症例をアップしていく予定です。
私の意見は至極もっともであると肯定的な先生や同調いただけた先生も少なからずいらっしゃいました。
一方、
『内容はさておきネット上といういわば公共の場での同業者の批判的意見は差し控えるべきである』
といった大人な自重論派のご意見。私もそこは分かっているつもりです。
『そもそも他人のやってることに口出しするような情報提供の仕方はやめたほうが良い、自分の良いことだけを明るいイメージで発信してくべき』
という意見、いずれの意見も一理あります。傾聴に値するご意見ありがとうございました。
しかし、セカンドオピニオンで同じ内容で悩んでいる複数の患者さんのお話をなんども聞くにつれて、その場で患者さんに真実を言えないからこそ、『患者さんの負担を少なく』という謳い文句で患者さんの利益(健康)を著しくそこなう危険性があるような講習会が野放しにしている実情は知っていただく必要があるのではと思ったわけです。
ちなみに床矯正研究会サイドからのご意見や反論は一切ありませんでした。
一方、患者さんサイドからのご意見・ご感想としては以下のとおり、
『歯科のHPを見ていると、何が本当に正しいのか分からないです。42歳主婦』
『どうして間違った意見なのにネット上に出ているのでしょうか?28歳会社員』
といった困惑気味のご意見のほかに
『どうしても低価格とか非抜歯という言葉につられてしまいます。35歳主婦』
『床矯正は新しいテクニックだと勘違いしてました。40歳主婦』
といったちょっと面白いご意見もありました。
そういえば床矯正にまつわる、お話をひとつ。
先日フェイスブックで見たA先生の記事。
A先生の医院に非抜歯希望で来院した患者さん。いろんな医院をまわられた末に非抜歯矯正の第一人者のA先生のところにたどりついたわけですが。A先生が患者さんといろいろ話していく中で、床矯正研究会派の某先生の医院でカウンセリング受けたときの話がでてきて、
患者さん:先生どうしても歯を抜かずに治療して欲しいんです。
某先生:う~ん出来ないことはないんだけどね。ただし・・・ちょっと迫力がでますよ。
といったやり取りがあったとのこと。
患者さんが、おいくつの方で、男性か女性かもわかりませんが、たいがいの方(特別なお仕事以外)なら、こう言われれば治療しないですよね。床矯正研究会の何某先生、ご自身の手に負えない症例は『迫力でちゃうよ~』という何ともユーモラスな返しでやんわりとお断りしているようなのです。
ここで私なら、『あなたの骨の広さと歯の大きさが~』とか、『歯の凸凹の量が何ミリなんで歯を抜かないと口元が何ミリ出てしまう』とかマジメに答えてしまうところですが、
『迫力でる』って決して悪いだけの意味の言葉ではないのに、患者さん自身が頭の中でイメージすると『絶対イヤ~、治療やめとく』、ついでに、なんとなく某先生の技術・知識不足のことなんて頭から消えてしまいますよね。
言葉は魔法です。某先生のユーモアセンスには脱帽です。
次回は当院で実施している床矯正装置を中心に治療した子供の予防矯正の症例をアップしていく予定です。
by shintaroo2
| 2011-06-14 12:16
| 矯正について